![印材タイトル](img/kichiso_inzai.jpg)
開運吉相印で使用される印材は、基本的に天然素材を使用します。 そんな印材を詳しくご説明させていただきます。
![印材の種類と説明](img/hosoku-t-inzai.gif)
![印材 象牙写真](img/hosoku-inzai-zouge.jpg)
【象牙】ぞうげ
印材の中では永年にわたりトップに在し、硬度・粘度・捺印のしやすさ、どれをとっても、申し分ない印鑑素材です。 印鑑とは、今現在の捺印と数十年経っても変わ らぬ捺印が出来ないと意味がありません。 そんな役目 を果たすには、この印材をおいて他にありません。 まさに言わずと知れた、はんこの王様です。 ご使用後は、朱肉をきれいな布で拭き取っていただくことにより、独特の艶と深みがましてきます。 象牙はワシントン条約により、国際取引が禁止されており個人で買ったものも含まれていますが、国内での販売加工は法律に基づいて認められています。そのため大変希少な材質で、印材として加工された象牙にはランクがございます。 象牙のランク説明はこちらです。
![印材 オランダ水牛写真](img/hosoku-inzai-oranda.jpg)
【オランダ水牛】おらんだすいぎゅう
オランダ水牛は、印材の中でも貴賓あふれる印材です。 独特の輝きと透明感は、オランダ水牛特有の持ち味です。 印材によっては、黒っぱい焦茶色の筋が入った物がありますが、それもまた素材の持ち味になり二本と同じ物がない希少性にも優れていますが、黒や茶色の筋や点が無い物ほど高価になります。 その為オランダ水牛にもランクがあり、最高級品は「純白オランダ水牛」と 「色上オランダ水牛」「オランダ水牛(通常品)」があり、こちらで詳しくご説明させていただいています。 印材自体の強度・粘度は黒水牛と変わりなく、まれに、衣類を喰う虫に喰われるおそれがありますので、保管には多少のご注意が必要です。
![印材 黒水牛写真](img/hosoku-inzai-kuro.jpg)
【黒水牛】くろすいぎゅう
黒水牛は印材的にも丈夫で独特な粘りがあり、強度・粘度はつげ材とは比較にならないほどレベルが違いますし、印材自体が黒いため退色性にも優れますが、長期間乾燥するとヒビが入る可能性があります。また、オランダ水牛と同等に虫に喰われる心配もあります。 黒水牛はオランダ水牛と強度・粘度等は変わりありませんが、元の色があまりきれいでは無いため、黒く染め上げることによって印材を均一化しています。
![印材 つげ写真](img/hosoku-inzai-tsuge.jpg)
【柘】つげ
印材の中ではもっとも安価で、唯一の木材の印材です。 木製印材の中には「黒檀(こくたん)」や「オノオレカンバ」「彩樺」「アグニ」等ございますが、当店では昔からはんこの印材として多様されてきた、「つげ」のみを木製印材として使っております。つげ材は他の木製印材と比べて、ある程度の堅さと粘りがあり密度にも優れているため細かい彫刻がしやすく、他の木製印材と比較しても、より鮮明な捺印が可能です。 但し、木製と言うことで象牙や水牛の印材よりも強度と言う面においては、一歩後退してしまいます。。
![象牙印材のランク](img/hosoku-t-zougerank.gif)
![最高級象牙](img/hosoku-title-saikoukyu.gif)
![最高級象牙印材写真](img/hosoku-zouge-saikoukyu-s.jpg)
キメはあるかないかわからないほど細やかで、 「硬さ」「機密性」「ツヤ」すべてにおいて、最高級の象牙です。 象牙が輸入禁止になり、年々国内在庫が減少する中で確保するのが困難になってきました。 所持するだけでも優越感に浸れる、一生ものにふさわしい逸品です。
![特上象牙](img/hosoku-title-tokujo.gif)
![特上象牙印材写真](img/hosoku-zouge-joukyu-s.jpg)
やはり普通ではない特上象牙は、最高級象牙ほど高額ではなのですが、キメも細かく象牙印材として申し分ないランクです。 通常では物足りない1ランク上の貴方様にピッタリの象牙です。
![象牙(通常品)](img/hosoku-title-tsujo.gif)
![象牙(通常品)印材写真](img/hosoku-zouge-tsujo-s.jpg)
やはり印鑑は象牙でないと。 輸入禁止になって、かなりの年月が経ちましたが、 いまだに象牙の印鑑がもてはやされているのには当然理由があります。 多少のキメの荒さはありますが、もちろん通常品でも立派な象牙です。 やはり象牙は印鑑の王様です。
上記サンプルをご覧になっていただけますと模様の「細かい」「粗い」の違いがおわかりいただけると思います。 より、きめ細かい印材の方が印材の中心に近い印材で、粗い印材は外周に近い印材になります。 象牙の原木は円周に比例し中心に近い方が採れる本数が少なく、より中心に近い方がきめ細かな印材になります。 そして、細かい細工を必要とする印鑑には、よりきめ細かい象牙が必要とされるのです。 ちなみに、小島白山堂の通常使用している象牙は、象牙専門問屋より私自身が直視し、厳選したものを仕入れて使用しています。 これも、高品質と安価を両立する為には、必要不可欠な仕事だと考えております。 手間暇はかかりますが、大切でかかすことの出来ない作業だと考えております。
《その他の象牙材》
象牙は、一般的に目の細かさで判断できますが、さらに上ランクの材料が存在します。 それは「横目」と「芯持ち」です。 「横目」とは通常の印材は象牙の牙にそって、縦方向に取りますが、「横目」は書いて字のごとく、贅沢にも横方向に取るのです。 印材の、胴体部分には真ん中から円が広がるように丸くなり、縁起を担がれる方にはもっとも支持される逸品です。 「芯持ち」も、その名の通り象牙からは約100本の印材がとれると言われますが、その中でも先端のど真ん中で 1本しかとることが出来ないのが「芯持ち」です。 両印材とも、かなり高価なため当店でも入手困難な商品です。 どうしてもご希望の場合は、メールにてお問い合わせ下さい。価格は状況に左右されやすいため時価となります。
![オランダ水牛のランク](img/hosoku-t-orandarank.gif)
![純白オランダ水牛](img/hosoku-title-junpaku.gif)
![純白オランダ水牛印材写真](img/hosoku-oranda-junpaku-s.jpg)
これぞオランダ水牛の最高峰。 一点の濁りもない、まさに純白の名にふさわしい印材です。どうせ作るのだったら、最高の印材が良いのに、 象牙が適合材でないため、妥協して他の印材を 選ばないといけない…。 そのようなお方に、選択の幅を広げる逸品になります。 象牙が非適合の「三碧木星」「四緑木星」の方からも多く好まれる印材です。 こちらの印材は、大変に希少性が高いため、場合によっては在庫がない場合、入荷までお待ちいただくことがございますので、あらかじめご容赦願います。
![色上オランダ水牛](img/hosoku-title-irojou.gif)
![色上オランダ水牛印材写真](img/hosoku-oranda-irojou-s.jpg)
純白では無いのですが、とてもきれいな印材です。 ほんの少しブチが入ることにより、価格もおさえられ飴色のキレイな印材はそのままで、 ブチが入る場所は、天然素材のため一本一本違いますので、ワンポイント的な個性が得られます。 温かみのある印材は、女性にも多く好まれます。
![オランダ水牛(通常品)](img/hosoku-title-oranda.gif)
![オランダ水牛(通常品)印材写真](img/hosoku-oranda-tsujou-s.jpg)
二本とおなじ柄が無い印材のオランダ水牛は、天然の芸術作品のよう。 色味とブチの柄は一本一本違い、より強い個性になります。 飴色でやわらかみのある印材は、 同じ水牛でも黒水牛には無い雰囲気があります。
![印材タイトル](img/kichiso_syotai.jpg)
![各書体説明](img/hosoku-t-syotai.gif)
![印相体見本](img/hosoku-syotai-inso.gif)
【解説】
この書体の特徴としては 文字がワクの四方八方 に広がっているという最大 の特徴があります。 画数の多い文字になりますと、手のシワや指紋の様に見え、一説には これが吉相印の語源 とも言われています。 もちろん、当店おすすめの書体。彫刻する字画 から接点数を割り出し、 彫刻する内容に合った 数理にすることにより、 吉相印となる書体。
![篆書体見本](img/hosoku-syotai-tensyo.gif)
【解説】
昔からある書体で、漢字の故郷でもある、中国より 入ってきた物この書体の 特徴としては、線の先端が すべて切れているという ところです。一見、印相体 に似ていますが、四角く 囲えるものは、この篆書体 の可能性が高いです。 一般的には、会社印や 角印等でよく使用されて いる書体。逆に、縁起をかつぐのが 嫌いな方からの支持も 多い書体です。。
![細篆書見本](img/hosoku-syotai-hosoten.gif)
【解説】
この書体の最大の特徴は、 ご覧の通りワクが太く文字 が細い所です。 書体自体は読みにくくても、 ワクと文字の太さで、判断 できるでしょう。 枠が太いという特製から 耐久性を重視した用途に 最適なタイプ。 会社角印や会社実印等に 使用される事が多い書体 です。。
![古印体見本](img/hosoku-syotai-koin.gif)
【解説】
ご覧の通り、他の書体と は違い、一般の人が見て も明らかに読むことが可能 な書体です。 その特性から重要な書類に は不適当で、判別が必要 な認印や、○×会の様な 用途によく用いられる。
![その他の書体見本](img/hosoku-syotai-sonota.gif)